家づくりのはなし BLOG
IKEAとF☆☆☆☆(フォースター)
こちらは以前クィーンズホームで新築されたお客様の、IKEAのキッチンです。
本日は、IKEA製品と、ホルムアルデヒドの放散量の基準となる
F☆☆☆☆(フォースター)のお話です。
建築建材のホルムアルデヒド放出量を示す基準として
F☆☆☆☆(フォースター)という基準がありあります。
建材等から発生するホルムアルデヒド等の化学物質等による
シックハウス被害を防止するために、
建築基準法において
住宅では機械換気が必須とされるようになり、また、
内装の仕上げ材から放散されるホルムアルデヒドの量が規制される
(ホルムアルデヒドを出す建材の面積が制限される)ようになりました。
ただし、JIS(日本産業規格)またはJAS(日本農林規格)の基準である
F☆☆☆☆(フォースター)の認定をとっている建材は
ホルムアルデヒドの放散量が非常に少ないということで
使用する面積の制限を受けずに使用できます。
そういった理由から、日本国内では
内装材や造り付け家具に関しては
F☆☆☆☆(フォースター)製品を使うことが
スタンダードとなっています。
IKEAは多国籍企業ですが、日本用のキッチンに関しては
日本のF☆☆☆☆(フォースター)製品の認定を取っています。
ですので、IKEAのキッチンに関しては、ホルムアルデヒド放散量に関しては
建築基準法上は心配なく「造付け」として施工していたたくことが可能です。
一方、キッチン以外のほとんどのIKEA製品は
ホルムアルデヒドの放散量について、
ヨーロッパの一番厳しい基準はクリアしているのですが、
日本国内だけの指針であるJISまたはJASで
F☆☆☆☆(フォースター)の認定を受けていません。
日本とヨーロッパではホルムアルデヒドの測定の方法も違うので、
ヨーロッパの基準値をもって、日本の規格と比較することもできませんし、
IKEAでも、「ヨーロッパの一番厳しい基準をクリアしている」ということ以上の
各製品の詳細なデータは公表していません。
新築の場合、完了検査で、
ホルムアルデヒドの放散量が基準値に収まっているかを
チェックされるため、
日本の基準であるF☆☆☆☆認定を受けておらず、
放散量の具体的な数値も出ていない
キッチン以外のIKEA製品を造付けで設置していると
完了検査に合格できない可能性があります。
ちなみに、家具の場合、F☆☆☆☆がとれていないことが問題となるのは
家具を建物に造付けにする場合でだけす。
普通の置き型の家具に関しては、
建築基準法上でF☆☆☆☆(フォースター)でないといけないという
規制はありませんので、
完了検査後に、置き家具として設置する場合には
特に規制は受けません。
クィーンズホームでもよく使うIKEA製品ですが、
新築で使う場合は法律上、
以上のような注意が必要となります。
IKEA製品に限らず、輸入の建材を使うときや
オーダーで造付け家具を作るときは
F☆☆☆☆(フォースター)であることを証明できるかどうか
注意が必要となります。
IKEA製品や輸入建材をつかった新築やリフォームのプラン。
クィーンズホームにぜひご相談ください。
あなたらしい家づくりに
とことん寄り添っていきたいと思います。
追記)
IKEAキッチンの配管についての注意点
キッチンに関しては、配水管に関しても注意が必要です。
IKEAのシンクには排水管に『蛇腹配管』を使うシンクがあります。
『蛇腹配管』を使うと、長期優良住宅とすることができないため、
長期優良住宅をお考えの場合は、
シンクのみ別のシンクを使うか、現場にて直管配管にする等の対策が必要となります。