家づくりのはなし BLOG
輸入の壁紙(クロス)
こちらは、新築のお客様のトイレのアクセントクロスです。
北欧フィンランド最古のテキスタイルブランド「フィンレイソン」のもので
現在サンゲツさんがライセンスをもっています。
↓こちらは、ウィリアム・モリスのクロス、
洗面のアクセントクロスに使いました。
こちらはリリカラさんのライセンスです。
クィーンズホームではアクセントクロスとして
輸入クロス(壁紙)を使うことがあります。
輸入クロスは、お値段が普通の国産クロスの数倍するのと、
職人さんの張り手間も国産クロス以上にかかるので、
広い面積で使うのは国産クロスにして金額を抑え、
アクセントに輸入クロスを使うなど、メリハリをつけて使うことが多いです。
多くの輸入クロスが大体10メートルほどの1ロールから売られていますが、
ただ使う部分の面積分買えば済む訳ではありません。
柄にはリピートがあり、左右の柄を合わせていくと、どうしてもロスがでます。
柄合わせを考えて必要な長さを算出します。
また、輸入クロスは国産のクロスと扱いが違います。
国産のクロスの幅は約90cmですが、
多くの輸入のクロスは幅約50㎝~60㎝台。
欧米では模様替えとしてDIYでクロスを貼り替えることも多く、
輸入クロスは一般の人でも貼りやすいクロスの幅になっています。
一方、国産のクロスは職人さんが効率よくクロスを貼っていける幅ということで
約90㎝になっています。幅が広い分、同じ面積を張り上げるのも早いです。
幅だけでなく、材質も違います。
国産のクロスの多くは「ビニルクロス」で
比較的安価でお手入れもし安いですが、
輸入クロスはビニルクロスもありますが、
一般的にはフリース(不織布)素材、紙素材などが一多く、
クロス職人さんなら誰でも貼れるという訳ではありません。
貼るときは職人さんに確認が必要です。
お値段も、施工の難易度も高い輸入クロスですが、
国産クロスにない色柄の美しさや質感を持つものもあり、
やっぱり素敵です。
国内メーカさんが取り扱っている輸入クロスもありますが、
輸入壁紙専門店もあり、いろんなメーカーの輸入壁紙を扱っています。
ちなみに下の写真は
TECIDOテシードさんのTHE BLOOMING HOUSE7のクロスです。
WALPAさんは、ちょっと前まで福岡にもショールームがあったのですが、
今は東京と大阪だけになってしまい、ちょっと残念です。
その他にもネットでも輸入クロスを買うことができますし、
ブランドのショップがら直接買えるものもあります。
↓ローラアシュレイのクロス
キッチンから見えるパントリーの中に貼りました。
絵画のように美しい輸入クロス。
小さいスペースにアクセントとして取り入れてみませんか?
新築からリフォームまで、
ぜひクィーンズホームにご相談ください。
あなたらしい家づくり。
クィーンズホームはとことん寄り添っていきたいと思います。