家づくりのはなし BLOG
『蔵収納』
こちら、クィーンズホーム事務所の
天井高さ140㎝、広さ約7畳の
『蔵収納』です。
「蔵」収納というと
ミサワホームさんの「蔵のある家」が有名ですが、
クィーンズホームの社長がミサワホーム出身ということもあり
弊社の間取りでもよく登場しています。
断面図でみると下のような感じです。
小屋裏,天井裏,床下等の余剰空間を利用して設ける物置は
●部屋の天井は140cm以下
●その階の床面積の1/2以下の面積
●収納として使用する(居室としての使用は不可)
という条件等をクリアすることで、
階数に算入されないという緩和規定があり、適用されると
その部分は階とみなされず、床面積としてもカウントされません。
(3層になっていますが、2階建てとみなされます)
高さ140センチだと中腰で歩く感じにはなりますが、
季節の家電を置いたり、
家族のアルバムや思い出の品、子供の作品などを保管したり
カーペット、サーフボードなどの長物・大物を置いたり、
いつも使うわけではないけど・・・というものを置いておくのに
ぴったりの空間です。
クィーンズホームでは
設計事務所として一定期間保管しておかなければならない書類の保管や
お客様との打ち合わせで使う建材サンプル類(外壁材、タイル、フローリングなどなど)等
かさばるものの収納として、大変重宝しています。
現在クィーンズホームで建築中の家も、
「蔵」収納を取り入れたプランです。
ただ、この緩和規定、
『余剰空間を利用して設ける物置』を対象としており、
意図的に創出した空間など、『余剰空間』の利用とみなされないものや
居室への転用のおそれがあるものについては,
緩和の対象とみなされないこともあります。
どこまで許容されるかは自治体や指定確認検査機関によって異なるので
プラン時には注意が必要です。
(クィーンズホームでも、プランした間取りをもって、
自治体や指定確認検査機関に事前に相談に行っています。)
階数や床面積を変えずに、
収納をプラスしたい方、
家の高さ方向を有効に活用したい方に
おすすめの「蔵」収納。
家づくりに取り入れてみたい方は
ぜひクィーンズホームにご相談ください。
すみずみまであなたらしく。
クィーンズホームはその思いに
とことん寄り添っていきたいと思います。